雪下駄とは?

雪下駄とは歯に特徴があります。
雪道を歩いていると、歯と歯の間に雪がはさまり、だんごみたいなのができて歩くのが困難になります。
場合によっては、それが氷のように固くなって取れなくなります。
下駄を地面に打ちつけて雪だんごを取っている姿も昔はよく見かけました。
そこで、歯と歯の間に雪がつまってもすぐとれるように歯の形状を直角ではなく、上の絵のように開く形にしたのです。
下駄の裏側の歯と歯の間にロウやスキー用ワックスをぬって雪がとれやすいようにもしました。
この他、雪下駄は歯の底に滑り止めの金具をつけたり、爪掛けをつけたりします。
雪国の知恵ですね。

 


160930
雪下駄の台

雪下駄の台 津軽塗、裏側は黒塗。
歯の形状 歯の底に行くにしたがい、歯が細くなっている。
年代 昭和。古いものですが、新品。
サイズ 22.2センチ。
巾 一番巾のあるところで9.8センチ。巾広。
高さ 5.8センチ。
色 茶色系


160929
雪下駄の台

雪下駄の台 津軽塗、裏側は黒塗。
歯の形状 歯の底に行くにしたがい、歯が細くなっている。
年代 昭和。古いものですが、新品。
サイズ 22.5センチ。
巾 一番巾のあるところで9.8センチ。巾広。
高さ 5.3センチ。
色 赤茶系


160929爪掛け

 

 


160219 

花緒は赤っぽいエンジ。
つま掛けも同系の色。つま掛けは約40〜50年前のもの。
毛を中央で張り合わせているため、やや割れた感じですが、そんなには目立ちません。
つま掛けは金具と釘で取付けます。
底ゴムは黒いピラミッド型。

下の下駄は越後地方の雪下駄です。
前の歯はありません。
歯と歯の間に雪がたまらないようにするため、この形になりました。
雪の道路向きです。
盛岡などの寒い所は歯に金属スパイクをつけました。いまでは、一般的にピラミッドのゴムが使われております。


160109 現在の爪掛けと花緒の状況 

花緒は赤っぽいエンジ。つま掛けも同系の色。つま掛けは約40〜50年前のもの。毛を中央で張り合わせているため、やや割れた感じですが、そんなには目立ちません。これが最後のつま掛けです。つま掛けは金具と釘で取付けます。底ゴムは黒いピラミッド型。金属製のスパイクもあります。普通はゴムをつけます。この下駄と同じで完成した写真が、下の方にある製作NO.120112です。



160108 現在の爪掛けの状況

 



製作No.1409207 女雪下駄

毛は高級品オットセイです。

歯は直角となっています。

底ゴムはピラミッド型のゴムです。

花緒は裏側のエンジ色を少し出した「のぞき」という花緒です。

雪下駄の説明
長さ 8寸(24センチ)
巾 9.5センチ
高さ 6センチ
一時期ほとんど下駄を履く人は見られませんでしたが、インターネットの普及により、息を吹き返してきました。
雪下駄の最大の特徴は歯の形が底に行くにしたがって細くなっていることです。これは雪が歯と歯の間に詰まらないように、すぐ取れるようにするためです。歯と歯の間に鑞などを塗ればより雪が取れやすいです。この下駄の台は現在製作されておりません。画像の雪下駄の歯は直角です。

第二の特徴はスパイクです。これは稀少です。現在は生産されておりません。
盛岡のような寒いところでは路面が凍結するために、昔はこのスパイクは必須でした。最近は下駄を履く人もおりませんが、元朝参りの着物姿の人はこのスパイクではなく、ピラミッド型のゴムか普通のゴムのついた下駄を履いております。盛岡の表通りなど、温水のパイプを路面に埋め込んだり、商店街はアーケードなどで雪がありません。裏通りは相変わらず凍結したり、雪がのっこりと残っております。スパイクは履きますと、屋内のフロアーなどに傷つけることがありますので御注意ください。

第三の特徴は毛のついたつま掛けです。このつま掛けは最近のものです。毛はオットセイです。オットセイが最高級でした。他の動物の毛もあったように思います。


No.140831  女雪下駄のつまかけ
8/31の在庫。


製作No.140822  女雪下駄

これが雪国の本物の雪下駄です。

雪下駄の説明
長さ 7寸7分(23センチ)
巾 9.3センチ
高さ 6センチ
昭和20年から30年代の雪下駄の台です。現在では生産されておりません。下駄は40年代になるとその生産は半分以下に減ってきます。一時期ほとんど下駄を履く人は見られませんでしたが、インターネットの普及により、息を吹き返してきました。
雪下駄の最大の特徴は歯の形が底に行くにしたがって細くなっていることです。これは雪が歯と歯の間に詰まらないように、すぐ取れるようにするためです。歯と歯の間に鑞などを塗ればより雪が取れやすいです。

第二の特徴はスパイクです。これは稀少です。現在は生産されておりません。
盛岡のような寒いところでは路面が凍結するために、昔はこのスパイクは必須でした。最近は下駄を履く人もおりませんが、元朝参りの着物姿の人はこのスパイクではなく、ピラミッド型のゴムか普通のゴムのついた下駄を履いております。盛岡の表通りなど、温水のパイプを路面に埋め込んだり、商店街はアーケードなどで雪がありません。裏通りは相変わらず凍結したり、雪がのっこりと残っております。スパイクは履きますと、屋内のフロアーなどに傷つけることがありますので御注意ください。

第三の特徴は毛のついたつま掛けです。このつま掛けは最近のものです。毛はオットセイです。オットセイが最高級でした。他の動物の毛もあったように思います。


女雪下駄製作No.131202


女雪下駄製作No.130109

東京近辺の方なので、底ゴムは雪用でない普通のゴムです。
爪掛はつや消しのやや肌色に近い薄いピンクにオットセイの毛。


女雪下駄1212

お見積りには以下の情報が必要です。

■参考サイズ <<----- 花緒すげの参考になります。
県名 
性別 男 女
靴のサイズ =
実際の足のサイズ = わからない など
以下のページを参考にして、ものさしで実際に計ってみましょう。
一般的に実際の足は靴サイズよりやや小さいです。
http://www.karankoron.com/online_how_to_wear_geta.html
身長 = 
体重 =  さしさわりなければお書きください
体格 = やせ型 普通 筋骨がっちり ややふくよか ふくよか など
甲の高さ = 低い 普通 高い 非常に高い わからない など
年令 =  代
主な使用目的 =
希望納品日 =
その他全般 =


女雪下駄121007

上段の下駄 在庫ございません。
長さ:7寸5分(22.5センチ)
巾:8.5センチ
高さ:5センチ
巾は狭いが、足さばきがよく歩きやすい。通常の日本の下駄で、流通している。当店では取扱いはありません。
巾が狭いので、通常の雨用つまかけはつけることができますが、雪下駄用のつまかけは規格が合いません。

中段の下駄 在庫ございます。
長さ:7寸7分(23センチ)、L判24センチと特大25.5センチもあります。
巾:9.4センチ
高さ:5センチ
巾は広い。最近の女性の足事情に合わせて、当店で取扱いの巾広下駄。
通常の日本の下駄で、流通しています。一般的に相丸と呼ばれています。
巾が広いので雪下駄のつまかけを付けることができます。

下段の下駄(これが本当の雪下駄。)在庫ございません。
長さ:7寸5分(22.5センチ)
巾:9.5センチ
高さ:5.6センチ
巾は広い。通常の下駄より高さ高い。
歯がごらんのように先細りの台形になっています。北の雪国特有の下駄。全体的にやや太く頑丈にできています。
歯と歯の間に雪が挟まっても取れやすい構造になっています。
歯と歯の間に蝋やスキー用ワックスを塗って雪が挟まらないようにすることもあり。
現在ほとんど流通製作していないと思われます。この歯形は作りにくいのかもしれません。
この雪下駄の台は存在しますが、南部桐下駄保存会博物館からの借物で非売品です。

2012年10/7入荷 女雪下駄のつまかけ

 

左、上段より、つや消しのつまかけ。
つや消しの薄く淡いピンク

つや消しのやや肌色に近い薄いピンク

つや消しのサーモンピンク

つや消しのくすんだピンク

中、上段よりつや消しのつまかけ。
つや消しの白(ややうす緑がかっている)

つや消しのエンジ

つや消しの黒(男性用24と25.5センチの下駄につける)

右、上段より、つやありのつまかけ。
つやあり赤

つやありエンジ

つやありうすエンジ

前の方から見たつまかけ。色目がわかるでしょうか?ご不明な点はご連絡ください。

画像の色の見え方はそれぞれのパソコンでは若干違うのではないかと思われます。
毛なみ、毛の色については、画像と違う場合があります。

2012/10/07
現在、雪下駄用つまかけの在庫はこの色目で3足ずつありますが、
なくなっている場合もありますので、お問合せください。
この他、紺系や紫系、もあるようですが、今回は入荷しませんでした。

左の写真は雪下駄の歯の底に取り付ける金属スパイク、ピラミッド型ゴムです。

上段左は男下駄に付ける約9.5センチ長さのスパイク。在庫なし。
上段右は女下駄につける約7センチ長さのスパイク。在庫数足あります。
下段左は男下駄につけるピラミッド型の底ゴム10.5×2.5センチ。在庫あります。
下段右は女下駄につけるピラミッド型の底ゴム9×2センチ。在庫あります。

この金属スパイクは雪が積もった雪国のアイスバーンでは最高の効果を発揮します。
しかし現在生産されておりません。床を傷つける場合があります。
ピラミッド型底ゴムは雪道では効果を発揮しますが、アイスバーンでは滑ります。

この他、女の細い歯の下駄(日和や高歯下駄など)にとりつける(噛ませる)金具もありましたが、現在現物はありません。

 


女雪下駄
製作NO.121116


女雪下駄のつまかけ
つや消しの白(ややうす緑がかっている)


鉄釘2.3センチ使用


女雪下駄
製作NO.120112


この女雪下駄は24センチ(Lサイズ)。材は桐です。
毛はオットセイです。やや白っぽい茶系の毛です。
爪掛の色はエンジです。ゴム製です。
花緒はほぼ同色のエンジです。ハイミロンというビロードに似た化繊です。
底ゴムはピラミッド型のゴムです。
基本的にはこの部品をを合体させて雪下駄を作るわけです。

つま掛は、長さ35センチ、巾0.6センチ、の薄い板金を巻いて釘を打ち、固定します。
板金にはすでに穴が開いているので、そこに釘を打ちます。
これで下駄を履いてもつま掛が取れることはありません。

★50年前のお値段につきましては、高級品から一般庶民用までありましたから、
5,000円から3,000円〜2,000円でしょう。毛のついていないものもありましたから。
ここ20〜30年をみますと、値段的にはあまり上がっていないような気がします。デフレですから。
上がったのは人件費ですから、それに追いつけない業種は衰退の一途をたどりました。
下駄屋さんも全国的に希少です。



★本当の雪下駄とは画像にあるようなスパイクがついているものです。
岩手盛岡は本州で一番寒いところと言われております。内陸部にあるため北海道より寒いのではないかと思います。
当地では、2012/1/12は氷点下16度。近くの薮川は氷点下21度でした。
シャーベット状の雪ならピラミッドのゴムで十分ですが、道路が完全にアイスバーンと化しますので、
釘のようなスパイクがどうしても必要だったのです。


★本当の雪下駄とは、以下のような、歯の先が先細りになっているのが本当です。
歯と歯の間にはさまった雪が取れやすい構造になっております。雪国の知恵ですね。


雪の中を歩くと歯と歯の間に雪が挟まり、団子状になり、歩けなくなります。
そこで歯の先を細くしたわけです。しかも下駄の底にロウをぬって雪がとれやすいようにもしました。
当店の下駄もそうなのですが、現在、市販されている下駄のほとんどは四角い歯です。
このような台形の歯を作っているところは全国的にももうないかもしれません。



毛のついた雪下駄というのは、防寒というよりは飾りです。
裕福な家では毛付きを履いていました。
主に一般庶民は毛のついていない簡易式のゴムを歯に引っ掛ける下駄を履いていました。普段はこれで十分でした。


★そんな厳しい雪国ですが、雪国ならではの楽しい遊びもあります。
http://www.karankoron.com/geta_skate.html
オットセイの毛の入手が困難になったため、この下駄スケート用の爪掛は雪下駄にもつけることができます。
成人式や北海道の方などの若い人に人気があります。


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020-0801
岩手県盛岡市浅岸字上大葛61-1 
下駄工房赤い花緒(鼻緒)のじょじょ 
TEL/FAX 019-654-7852
e-m@il  jojo

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The word "karan-koron" is the Japanese sound-word for the particular sound
that geta make when someone is walking in them.
  
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This page last updated 1/12/2012