一本歯下駄とマラソン

マラソンの故障
10k、20kの大会では普通に走れたものが、フルとなりますと、隠れた症例が正直にでてくるものです。私の場合、ハーフのころから、必ず膝に痛みが生じ、後半からは歩きっぱなしで、フル5時間もかかりました。体力はまだ十分あるのに、走れないため、くやしい思いをしました。これはじん帯炎で、膝そのものの関節の磨耗ではありませんでした。走ると、膝のじん帯と外側の骨の突起がこすれるのだそうです。多くのランナーが経験する膝のけがです。こういった痛みを克服するのに私は2年かかりました。膝の痛みもそこそこになってきたら、短い距離から少しづつのばしていきます。膝には毛糸のサポーターをしました。30kmまで走れたら、自信がついてきます。実際の練習でフルを走ることは年一回くらいです。あとは本番で勝負です。サブスリーはランナーのあこがれなのです。
Jojo のタイム ごく一般のシティーランナーです。
金ヶ崎ハーフマラソン1時間17分
田沢湖フルマラソン2時間52分
フル最長タイム 5時間10分

原因
1) いきなりの長距離。
無謀な練習でした。一度痛めると長引くものです。走らなくても膝に何かひっかかりがありました。少し走ると気にならなくなるのですが、やはり長距離を走ると痛みがでてきました。こうなると練習を中止したり、根本的に対策を考えなければなりません。ひまがあれば温泉に行ったり、無理な練習メニューは作らないようにしました。コンクリートの道路は極力さけ、芝生や山をクロスカントリーするといったメニューも多く取入れました。

2) 靴底の磨耗
かかとのソールの磨耗はダイレクとに膝にきます。また、靴底の片側の磨耗が走りのバランスをくずし、膝に負荷がきます。普段はナイキなどのエアーの入った厚めのソールのものをはいております。大会のときはスピードの出るレーシング用をはいております。

3) 走り終わった後のケアーができていなかった。
特に冷え。真夏でも汗等で体は意外と冷えます。冷えにより、足の筋肉の硬直が体のバランスをくずし、膝に影響を及ぼしたものと思います。走行中のケイレンも引き起こします。走り終わった後に、そのまま風にあたり休むなど、論外。早々にウインドーブレーカーに着替え、整理体操で縮まった筋肉を伸ばしたり、お風呂に入ることで、筋肉がやわらぎ、楽になります。

一本歯下駄のマラソン練習への応用
マラソンの練習に未知なる刺激と効用を求めて、一本歯下駄を取入れております。実際の効果は実験研究中です。
私の場合、一本歯下駄のマラソンへの応用目的は、
「さらなる負荷の強化による長距離への対応した体作り」と「バランス感覚を養い、走行中のぶれをなし、さらなるタイムアップをねらうこと」にあります。マラソンの練習は単調になりがちですが、一本歯下駄で楽しく変化のある練習ができます。自分でオリジナルな練習方法を考えたり、他のスポーツにもどんどん取り入れるとおもしろいと思います。

一本歯下駄を取入れた練習
静止と歩行、散歩
一本歯下駄は、まず、静止したり、ゆったりと歩いたり、散歩したりと、あまり気を使わず、歩きを楽しむことからはじめてはどうでしょう。知らないうちにバランス感覚の練習になるでしょう。
慣れの段階です。

準備体操
どうせ体操をするなら、ついでに一本歯をはきましょう。準備運動と同時に
基本的バランス感覚を養います。また、一本歯下駄はバランスが悪いですから、逆にに全身の運動になります。その負荷は一点に集中しませんから、膝、腰にもいいでしょう。朝、夕、二回の基本体操は効果的でしょう。

ケンケン飛び
左3回連続、右3回連続、できるだけ遠くに飛びます。これを5本。
これはきついです。膝に直接振動がくるようです。しかし、これで膝に痛みが来るようでは、フルは走れません。ケンケンで
膝を強化し、また負荷を与えて、膝の調子のチェックに利用。また片足でのバランス感覚も身につけます。こんなハードな練習は朝からはやりません。やはり夕方でしょう。

一本歯100メートルダッシュ走法(実は軽いランニング)
膝、腰、全身に強い負荷を与えます。ポンポンと飛び跳ねていくようです。走行中のバランス感覚も身につけます。
体育館のフロアーの場合、水がこぼれていないことを確認してから、やってください。
グラウンドでやる場合はより不安定になりますので、捻挫に気をつけてください。
道路では転ぶと危険ですのでおやめください。
底ゴムは以下の当店の生ゴムを参考にしてください。スポンジ底は滑りますので危険です。
グラウンドでやる場合は底ゴムは必要ないと思います。
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階段の昇り降り
さらなる上下への移動のバランス感覚を養います。最初は必ず、手すりにつかまってやります。ある日、デパートの階段で厚底靴をはいた方が、ドドドッとものすごい音をたてて上から下まで落ちていくのを見ました。それからは、特に降りるほうに注意をしています。

クロカン
不整地野原での走行、前進。
より高度なバランス感覚を養います。万一の時のため靴を両手に持ちながら前進します。また、平地より高い負荷を得られます。

山登り山下り
通常のランニングシューズでの山下りはおもしろいです。ものすごいスピード感があり、まるでけもののように一気に山を下ります。一本歯ではまだ未経験です。
究極の野性的バランス感覚が身につくかもしれません。

一本歯下駄の練習効果
マラソンの中盤でで5m先の相手になかなか追いつけない。相手も腕をふり一生懸命走っているわけです。相手の真後ろにつき、いいポジションを確保したい。こんなときどうするか?私の場合、まず、全体の力を抜きリラックスし、気持ちを落ちつかせる。重心をやや低くする。腕をだらりと落とす。腕はふらず、足のみの小走で、一気に相手の後ろにつく。呼吸を整える。さらに機を見て相手を追いこす。これは一本歯100メートルダッシュ走法からイメージして考えました。ブレの少ない瞬間的にスピードを出す走法で、長丁場のマラソンにおいて、先方のランナーを確実に後方から一人づつ刺していく場合に有効かと思います。この走法は瞬間的にスピードがでます。この走法は誰かに教わったのではなく、私個人が必要にせまられて体感的に身についたものです。見た人は変な走法だと感じているかもしれません。一体なんという走法なのかわかりません。これでいいのかよくわかりません。月に2-3回大会で、実戦的に応用しております。しかし、長丁場のマラソンにおいては、これで全行程を押し通すことはできません。ポイントポイントで使います。瞬間的にスピードがでるので、スタミナを使います。普段の練習でインタバル、クロカンといったトレーニングで足の筋力を鍛えておくことが必要でしょう。

スタートのピストルが鳴ったと思ったら、すでに先頭走者は200m先にいたりします。後方からのスタートではやはりロスはまぬかれません。一番前からスタートし、一気に先頭にたち、流れにのるようにしたいものです。一本歯100メートルダッシュ走法で、1kまではトップ集団にくらいつきます。

以下、新しい情報が入りしだい、のせていきたいと思います。

その他の下駄の応用
おそらく、今では、滑っているのは私だけでしょう。今流行のかかとの離れるフラップスケートの前進とも言える下駄です。
http://www.karankoron.com/geta_skate.html

考えてみると、昔遊んだ、空き缶を利用したはきものや、竹馬など、回りを見渡せばバランスを養う道具はけっこうあるかもしれません。

その他
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今後の製作研究に役立てたいと存じます。
南部桐下駄保存会
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This page last updated 3/23/2004